目次

日本M&Aセンターでは、クロスボーダーM&Aの支援強化に向けて、ASEAN地域に拠点を設けています。今回は、マレーシア現地法人 Nihon M&A Center Malaysia Sdn. Bhd.でM&Aコンサルタントとして活躍するDaphnie Ongさんに、入社の経緯や今後の目標をインタビューしました!

Daphnie Ongさん(写真中央)

中小企業を支援したいという思いからM&Aの世界へ

以前は銀行に勤めていましたが、多くの家計を支え、大企業や国の経済の柱である中小企業に対してもっと支援をしていきたいという思いから、2017年にM&Aの世界に飛び込みました。
日本M&Aセンターに入社したのは、当時働いていた会社で最初のM&A案件を完了した後、交渉相手だった日本M&Aセンターの尾島 悠介さんに誘っていただいたのがきっかけです!交渉の場での彼らのプロ意識とチームワークの良さを見て、「こんなプロフェッショナルなチームに所属できたら最高なんだろうな」と心の中で思っていたんです。オファーをいただいて、もっと学びたい気持ちや好奇心、期待感から迷うことなく受け入れました。あのとき、彼が私を信頼してくれ、成長する機会を与えてくれたことにとても感謝しています。
日本M&Aセンターの常務取締役 大槻 昌彦さんも部下に対して思いやりがあり、チャンスを与えてくれます。第一印象は真面目で洞察力のある方という印象でしたが、接していくうちに実はユーモラスで笑うのが好きだということもわかってきました!

マレーシアでもM&Aの認知はまだまだ

マレーシアでは後継者がいない場合の解決策としてM&Aが受け入れられるようになってきましたが、一般的にマレーシアではM&Aアドバイザリー業務についてよく知っている人はそう多くはいません。
「日本M&Aセンター」の認知度もまだまだです。当社のことだけでなく、M&Aを普及させていくためにも、もっと意義をしっかりとPRしていく必要があると感じています。

6人中4人が女性 男女関係なく活躍できる職場

2022年6月上旬に正式に新オフィスに移転しました。
モダンでデザイン性が高く、素晴らしい景観が魅力です。どこか温かみもあり、チームの「ホームグラウンド」のような場所です。

日本M&Aセンターマレーシア現地法人 新オフィスの様子

いまのチームは、6人中4人が女性(もう1名女性が入社予定)です。コミュニケーションの壁がなく、自由に意見を交換し、異なる意見も尊重する雰囲気です。
ちなみに、マレーシアで働いていて性差を意識することはほとんどありません。銀行時代を振り返っても、男女が混在し、チャンスも平等。昇給や昇進の判断は、性別ではなく能力・適性によって行われていました。
マレーシアには女性の起業家もたくさんいます。例えば2021年度に担当した3社のディールのうち2社のオーナーが女性でした。彼女たちのエネルギッシュな姿勢に感銘を受けるとともに、より良い会社にしたいという強い意志や緻密な戦略に感心するばかりでしたね。優れたビジネスパーソンや起業家に、性別は関係ないと思っています!

同じ志を持つ仲間とこれからも成長を続けていきたい

日本企業で組織を率いるのは「日本人男性」という印象が定着しているように思いますが、私は、自分が日本企業で働いているからといって、自分自身の可能性まで狭めたくはないんです。当社が「外国人女性」にもチャンスが開かれているのであれば、これからも努力を続けていきたいと思っています。
私一人では小さな力かもしれませんが、同じ志を持つ仲間と一緒に働く中で徐々に自信をつけることもできました。これからも中小企業の支援を通じて、より多くの家族に幸せを届けていきたいです!

新着コラム記事

その他の記事を見る